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冨田実アイクリニック銀座のレーシック専門眼科センターは、眼科専門医による完全主治医制のレーシック治療をご提供できます。

屈折矯正手術の注意点IMPORTANT POINT

LASIK手術の注意点

※レーシックは手術である以上はリスクが全く無いという訳にはいきません。リスクについても知っておくことは非常に重要です。ここでは、手術直後の症状から、考えられる合併症についてご説明しています。

<手術直後の症状>
  • 手術では眼を開いたまま固定する開瞼器という器具を装着します。そのため、手術直後は眼が腫れぼったく感じることがありますが、時間の経過とともに解消します。
  • 手術直後は、ゴロゴロとした違和感が生じることがありますが、時間の経過とともに解消します。
  • 手術後直ぐに視力の改善を実感いただけますが、手術直後は視界が白っぽく霞んで見えることがあります。これは通常の症状になりますので心配はいりません。翌日にはクリアな視界を実感いただけます。
  • 手術後に痛みを感じることがありますが、痛みを感じた際は、処方した痛み止めの点眼液をご使用ください。痛みが無い場合は、使用しなくても問題ありません。
    ※痛み止めは、翌日診察の際に回収しますので必ずご持参ください。
<手術後の合併症について>
  • ■ドライアイ
    フラップ作成時に知覚神経が遮断されますので、ドライアイの症状を自覚することがあります。手術を受けた全ての方に現れるわけではありませんが、ドライアイ用の点眼薬を処方しますので、手術後は処方指示に従って点眼してください。
  • ■ハロー・グレア
    手術後は、「光が眩しく見える(グレア)」、「光源の周囲に光の輪が見える(ハロー)」といった症状が現れることがありますが、これらの症状は、時間の経過とともに徐々に軽減されていきます。ハロー・グレアの症状は、手術をしていない方でも自覚する症状ですが、レーシック手術で視力が改善されたことで、敏感に感じる場合があります。
  • ■手術後の炎症
    手術後に炎症が認められる場合があります。炎症が強い場合は、フラップ下の洗浄処置が必要となる場合があります。
  • ■イングロース(角膜上皮迷入)
    この合併症は、再手術の時に多く見受けられる合併症です。手術後、角膜上皮が再生する過程で、フラップの下に角膜上皮が入り込むことがあります。放置すると、角膜混濁や乱視が発生することがありますので、フラップを開いて、角膜の洗浄処置を行います。
  • ■フラップ下への異物混入
    フラップを戻す際は、十分な洗浄を行いますが、稀に糸くずのような異物が混入することがあります。視力に影響すると判断した場合は、フラップ下の洗浄処置を行って、混入した異物を洗い流します。
  • ■視力の戻り
    レーシックでは角膜を削って視力を改善させますので、角膜強度が低下します。角膜強度は50%保たれていれば問題ないとされていますが、わずかに薄くなった部分が眼圧に押されることで近視が戻ることがあります。手術前の状態に戻るわけではありませんが、近視の戻りを抑制するために角膜強化型レーシックを推奨しています。
  • ■老眼の自覚
    近視の人の眼は近くが見えやすい特徴がるため、老眼が進行していても手元が見えづらいと言った老眼の症状を自覚するのが遅くなる傾向があります。しかし、レーシックで近視を矯正すると、今まで自覚していなかった老眼を自覚するようになります。レーシックによって老眼になってしまったと勘違いする方もいるようですが、これは視力が良くなったことで、今まで自覚していなかった老眼を自覚するようになっただけです。当院では、老眼も治療できる遠近両用レーシックを導入していますので、40歳以上の方には老眼を考慮したレーシックプランをお勧めしています。
  • ■新しい視力への順応
    手術後は、新しい見え方を手に入れることになります。レーシックによって快適な生活を送れるようになりますが、稀に新しい見え方に慣れるまで時間を要するケースがあります。特に、遠近両用レーシックの場合は、慣れるまでに時間を要することがあります。なお、完全に視力が安定するまでには1ヶ月~6ヶ月程度の時間を要します。
  • ■角膜拡張症
    約2万人に1人の割合で起こると言われている非常に稀な合併症ですが、角膜の薄くなった部分が眼圧に押されて、前方に突出してくる合併症を角膜拡張症といいます。手術の適応基準が確立され、現在では、ほとんど見られない合併症です。
  • ■感染症
    感染症は、稀にではありますが、どんな手術にも起こり得る合併症です。当院では、外科的手術にも対応できるクリーンルームを完備しており、手術で使用する医材もディスポーザブル(使い捨て)のものを多く使用しています。また、手術器具の洗浄、滅菌も徹底していますので、感染症になった症例は1例もありません。ただし、手術後の管理も大切ですので、手術後は処方した点眼薬を指示通りお使いいただき、入浴制限、保護用サングラス及び保護用眼帯の使用など、衛生面にはご注意ください。 当院では、感染症の発生率は0%です。
  • ■その他
    レーシック手術が行われるようになってから約30年が経過します。主だった合併症やその対処法は確認されてきましたが、未知なる合併症が起こり得る可能性は否定できません。
手術後の合併症を予防するためには、手術後のケアがとても重要です。手術後は定期的に経過観察を行いますが、手術後のケアは手術と同じくらい重要です。良く見えるようになると、手術後のケアを軽視しがちになりますが、手術前の適応検査、ご手術、手術後のケアをトータルして視力矯正手術であるとご理解ください。

フェイキック手術の注意点

※フェイキック手術は手術である以上は少なからずリスクが存在します。合併症などのリスクについても知っておくことは非常に重要です。手術の合併症といっても、必ず起こるというものではありませんが、ここでは、手術直後の症状から、考えられる合併症についてご説明しています。

<手術直後の症状>
  • ■手術当日の症状
    手術当日は、異物感、しみる感じ、痛みなどを感じることがあります。ほとんどのケースでは、手術の翌日から数日で解消していきます。手術後は、痛み止めの点眼薬を処方しますので、痛みを感じた際は、そちらをご使用ください。
  • ■まぶたが重たく感じる
    手術では、眼を開いて固定する開瞼器という器具を装着します。そのため、手術直後はまぶたが重たく感じることがありますが、翌日から数日で解消していきます。
  • ■手術直後の見え方
    手術直後は、霞みがかったように見えることがありますが、徐々に改善していきます。
<手術後の合併症について>
  • ■結膜下出血
    手術で切開した部分に内出血が起こることがあり、白目の部分(結膜)が赤くなることがあります。出血は自然に吸収されますので、1~2週間で消失していきます。
  • ■一過性の眼圧上昇
    手術直後に眼圧が上昇することがあります。これは、手術で使用した薬剤の影響で起こる一時的な症状ですが、程度によっては、点眼治療や点滴による処置を行うことがあります。
  • ■夜間視力について
    手術後に、光がにじんで見える、眩しく感じるといった症状が現れることがあります。一般的には、ハロー・グレアと呼ばれていますが、特に暗いところでは、症状が顕著に現れやすい傾向があります。ハロー・グレアは手術を受けていない方にも普通にある症状でもありますが、視力が改善したことで、これらの症状をはっきり感じることがあります。
  • ■レンズの変位
    日常生活の中で、レンズが外れることはありませんが、前房型レンズの場合は、虹彩にレンズを固定するため、衝撃や加力によって稀にではありますがレンズが外れることがあります。後房型レンズは、虹彩の後側にレンズを固定しますので、レンズが外れることはありませんが、稀にレンズが回転してしまうことがあります。近視や遠視のレンズであれば特に問題ありませんが、乱視用レンズの場合は乱視軸がズレるため見えづらさを感じることがあります。この場合は、レンズの位置調整や再固定の処置を行います。
  • ■白内障
    稀にではありますが、透明性を持つ水晶体が混濁(白内障)することがあります。これは、どの内眼手術(眼の中の手術)にも考えられるもので、白内障が進行して視力低下が生じた場合は、フェイキックレンズを取り外してから、白内障手術を行うが必要になります。
  • ■緑内障
    フェイキック手術の前には、虹彩切開の処置を行って房水の循環経路を確保します。また、循環経路が確保されているホールタイプのレンズが登場していますが、フェイキック手術は、レンズを挿入して視力を回復させるため、眼の中のスペースが狭くなります。非常に稀なケースではありますが、眼の中を循環している房水の経路が狭くなり、眼圧が上昇することがあります。
  • ■虹彩炎
    手術後の免疫作用によって、虹彩炎を起こすことがあり、充血や痛み、眩しさを伴うことがあります。稀なケースではありますが、適切な処置を行うことで治療できます。
  • ■老眼の自覚
    近視の人の眼は近くが見えやすい特徴がるため、老眼の症状を自覚するのが遅くなる傾向にあります。しかし、フェイキック手術で近視を矯正すると、今まで自覚していなかった老眼を自覚するようになります。フェイキック手術によって老眼になってしまったと勘違いする方もいるようですが、これは視力が良くなったことで、今まで自覚していなかった老眼を自覚するようになっただけです。当院では、老眼も治療できる遠近両用フェイキックを導入していますので、40歳以上の方には老眼を考慮した手術プランをお勧めしています。
  • ■その他
    フェイキック手術が行われるようになってから約20年が経過します。主だった合併症やその対処法は確認されてきましたが、未知なる合併症が起こり得る可能性は否定できません。
手術後の合併症を予防するためには、手術後のケアがとても重要です。手術後は定期的に経過観察を行いますが、手術後のケアは手術と同じくらい重要です。良く見えるようになると、手術後のケアを軽視しがちになりますが、手術前の適応検査、ご手術、手術後のケアをトータルして視力矯正手術であるとご理解ください。